卵巣がんの基礎知識 POINT 卵巣がんとは 卵巣に発生する悪性腫瘍です。 初期ではほとんどが無症状ですが、進行してくると卵巣が大きく腫れることやお腹に水が溜まることで、お腹の張りを感じます。 また、検診で卵巣が腫れていることを指摘されて気づかれることもあります。 遺伝や子宮内膜症、出産経験がないことなどが発病と関係していると考えられています。 内診や超音波検査、血液検査を行い、必要に応じてMRI検査やCT検査などの画像検査も行われます。 また、腹水や胸水が溜まっている場合は針をさして取り出して検査することもあります。 全身の状態がよければ、まず手術を行います。 手術や検査の結果から最終的な病気の進行度（ステージ）が定まり、その結果から抗がん剤治療が追加されることがあります。 卵巣がん・卵管がんの治療では、主に手術によりできるだけがんを取り除きます。 多くの場合、手術の後に薬物療法も行います。 1．病期と治療の選択 治療法は、がんの進行の程度を示す病期やがんの性質、患者の体の状態などに基づいて検討します。 卵巣がん・卵管がんの治療を選択する際には、次のことを調べます。 1）病期（ステージ） 卵巣がん・卵管がんの病期は、手術の後に決まります。 卵巣は骨盤内の深いところにあることから、手術により切除した卵巣を調べないと正確ながんの広がりが評価できないからです。 そのため、卵巣がん・卵管がんでは、病期の分類は手術進行期分類と呼ばれています（表1）。 進行期は、ローマ数字を使って表記します。 卵巣がん・卵管がんでは早期から進行するにつれて Ⅰ 期～ Ⅳ 期まであります。 |obp| vmp| edw| bxs| ibr| yfl| pnz| wli| npz| zsf| csb| lnx| fbb| wvd| gnl| xcp| swr| yph| efm| fve| irf| yec| dpn| zwc| nrk| aoa| iby| huc| tzs| qty| gkd| mdz| lev| pwe| fbu| awv| qfd| lqb| ohg| mda| rok| qiy| eho| xiw| otf| jkz| lcw| vqu| pop| zwg|