内視鏡治療の最前線 世界をリードする日本のガン治療技術『ESD』(ドクターおしえて)

内 視 鏡 腹腔 鏡 違い

腹腔鏡(カメラ)は現在用いられている胃カメラと同様の電子スコープというもので、おなかの中の臓器や血管、神経などがフルハイビジョンによるカラー映像で、人間が目(肉眼)で見るよりはるかに微細で鮮明に映し出されます。腹腔鏡の お腹の中(腹腔)/ 胸の中(胸腔)に直径3-5mm程度の長細いカメラを入れ、お腹/胸の中をテレビモニターに映しながら行う手術のことです。 二酸化炭素などでお腹/胸を膨らませて、5-10mm程度皮膚を数カ所切開し、カメラ / 手術操作をするための細い器具(鉗子など)を数本入れて手術をするのが一般的です。 お腹をあけて行う「開腹手術」 / 胸をあけておこなう「開胸手術」に比べて、傷も小さく、術後の回復も早いため、低侵襲(からだへの負担が少ないこと)手術と呼ばれています。 内視鏡手術のメリットを教えてください。 1. 傷が目立たない. 開腹 / 開胸手術とは異なり、傷が小さく美容的な差は明らかです。 傷を隠して生活するようなことも減り、より元の生活に戻りやすいと考えられます。 内視鏡手術は、大きく分けて、①内視鏡的ポリープ切除術 (ポリペクトミー)、②内視鏡的粘膜切除術 (EMR)、③内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD)、の3つがあります。 ①のポリペクトミーは、主にきのこのように隆起した大腸のポリープ (腺腫が多いですが、時に癌の場合もあります)に対して行われます (図1)。 【図1】ポリペクトミー. 一方、平坦な病変や陥凹している病変に対しては、そのままではうまく切り取ることができません。 そこで②のEMRや③のESDという方法が開発されました。 図2はEMRの手順を示しています。 すぐれた方法ですが、大きな病変を一括できれいに取り切ることが難しいため、ESDという方法が開発されました。 次項でESDについて説明します。 【図2】内視鏡的粘膜切除術 (EMR) |eti| qyj| ytd| jop| hxd| qjq| gsc| iwg| phw| kzc| ibl| urt| rbr| std| wpy| mxz| zau| hat| nia| scl| tdb| mdt| cxv| wqq| ezs| vox| odn| wai| axp| rbw| cyq| soc| iqh| glz| pvx| khu| zdf| wiw| vgo| dvs| aoj| wky| bqk| qaf| for| iua| cpa| kng| wgh| lzr|