箱 式 石棺 墓
箱式石棺墓 はこしきせっかんぼ は、板状または塊状の石で四方を囲み、遺体を入れる大きな箱形の空間を作り、上を同様の石で覆ったもので、西日本(中国地方)に多い。 箱式石棺墓 弥生時代 墳墓と埋葬 新詳日本史―地図資料年表 created by Rinker ¥168 (2024/01/07 16:39:28時点 Amazon調べ-詳細) ASIN: 4834320324 Amazon 楽天市場 Yahooショッピング 箱式石棺墓が出土した主な遺跡 縄文時代 水上 (2)遺跡 - 青森県西目屋村。 後期初頭の石棺墓が18基出土した。 原山支石墓群 (原山ドルメン) - 長崎県南島原市。 終末期の支石墓群で、支石の下に屈葬用の極端に短くて深い箱式石棺が備え付けられているものがある。 弥生時代
箱式石棺墓 . 縄文時代から古墳時代の間に見られる、埋葬のための施設。板状または塊状の石で四方を囲み、遺体を入れる大きな箱形の空間を作り、上を同様の石で覆ったもので、西日本の特に中国地方に多いとされる。
はこしきせっかんぼ 板石を箱状に組み合わせて作られた棺をもつ墓。 縄文晩期の 支石墓 (しせきぼ)の 埋葬 施設として九州西北部に出現。 弥生 ・ 古墳時代 に普及。 弥生時代 の 箱式石棺 は九州北部・中国西部を中心に 前期 から出現し,その後 近畿 を除く西日本に広く 分布 。 甕棺 (かめかん)など他の埋葬施設と群集して共同墓地を構成する。 山口県土井ケ浜 ( どい がはま) 遺跡 では狭長な一つの 石棺 に5人の人間が葬られた例がある。 副葬品 には玉類をはじめ,まれに 青銅器 などを含む。 古墳 時代には古墳の埋葬施設として採用された。 ただし古墳時代のものを 箱形石棺 とよぶこともある。 出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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