因縁 果
因縁. 善因善果(ぜんいんぜんか)、悪因悪果(あくいんあっか)と申しまして、善行を行えば善い結果が得られ、悪行を行えば悪い結果がかならずあらわれてくる。 はじめに申しましたように、善い因は善い果を受けることができます。
狭義には、 結果 (果)を生じさせる内的な直接の 原因 を因(内因)といい、外からそれを助ける間接の原因を縁(外縁)というが、広義では、その両方を合わせて因とも縁ともいう [6] [9] 。 仏教における因縁 「 縁起 」、「 因果 」、および「 業 」も参照 一切の 存在 は、因縁によって生じ、因縁によって滅する [6] 。 因縁によって生滅するという道理を 因縁生滅の理 といい、因縁によって生じることを 因縁生 、 縁生 、 縁成 、 縁起 などという [6] 。 因縁によって生滅する一切の 法 はそのまま 空 なる存在であるという道理を 因縁即空の理 という [6] 。 パーリ仏典 では 相応部 因縁篇 (Nidana-vagga)などで語られる。
(読み)いんねん 精選版 日本国語大辞典 「因縁」の意味・読み・例文・類語 いん‐ねん ‥エン 【因縁】 〘名〙 (「 いんえん 」の連声) ① 仏語 。 結果 を引き起こす直接の内的 原因 である因と、それを外から助ける 間接 的原因である縁。 仏教 ではすべての 生滅 はこの二つの力によると説く。 ※ 法華義疏 (7C前) 方便品 「従 二 化城喩品 一 以下訖 二 授学無学人記品 一 、明 二 宿世因縁 一 広開三顕一」 ② 仏語。 四縁 の一つ。 因としての縁。 果を生ずる直接の内的原因。 ③ 「 じゅうにいんねん(十二因縁) 」の略。 ※守護国界章(818)上「因縁四諦、広略異 レ 名」 ④ 仏語。 仏と結縁 (けちえん) させるもの。 仏道修行を励ますもの。
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