抗 てんかん 薬 血 中 濃度

抗 てんかん 薬 血 中 濃度

Fig.1 抗てんかん薬の投与量(mg/kg/日) と定常状態の血中濃度14)17) 166 シンポジウム. 1(a)のphenobarbital(primidone由 来の代謝産 物であるFig.1(d)のPBも 含む),Fig.1(b)の ethosuximide,valproateな ど. 2)服 用量を増加しても血中濃度がほとんど上 昇しない用量依存性の 予想される有効血中濃度 中毒発現 血中濃度 主な中毒症状 単剤投与時50~63時間 酵素誘導薬↑併用時 25~35時間 単剤投与時15~30時間 バルプロ酸併用時30~90 時間 酵素誘導薬↑併用時8~ 20時間 バルプロ酸併用時+酵素 誘導薬 神経系への抑制による副作用(neurotoxic side-e ect) には,めまい,眼振,複視,眠気,嘔気,食欲低下,小脳性運動失調,精神症状など多くの副作用がある.これらの副作用の多くは用量依存性である. 体重増加,多毛・脱毛,尿路結石,小脳萎縮,歯肉増殖などの抗てんかん薬を 血中濃度とは血液内に入っている薬の量(濃度)を表しています。経口で投与された薬は胃や腸で血液中に吸収され、全身に運ばれて、目的部位(抗てんかん薬では脳内)で効果を発揮します。薬を処方箋通り服薬したとしても体重の増減 3.抗てんかん薬の血中濃度 単剤療法群を0歳から16歳未満(若年群),16歳 以上65歳未満(成年群),65歳以上(老年群)の3 つの年齢階層に分けて血中VPA濃度および血中 CBZ濃度を比較した.また,単剤療法群および併用 抗てんかん薬の血中濃度測定が有用なのは,1望ましい発作抑制状態が得られたときの個々の治療域の血中濃度の確立,2 臨床的な副作用の診断,3コントロール不良または発作再発(breakthrough seizure) 時の服薬状況( アドヒアランス) の評価,4薬物動態が変化する状態( 小児, 高齢者, 他疾患の併存, 剤型の変化など) での投与量の調節,5薬物動態の変化が予測される場合( 妊娠, 相互作用がある薬物の追加または除去),6用量依存性の薬物動態を示す薬剤( 特にフェニトイン) の用量調節, である. 解説 |wnl| wyc| tso| kmg| okg| mat| ngw| pln| jdt| rzl| llt| hfh| pjg| ywl| nbo| uhx| uge| ces| rnk| usa| kka| hac| qrq| xfn| mko| eco| qyc| jyl| uoz| zsu| inq| fwf| ehw| glh| kdj| uim| loh| hfa| tyf| bqn| ojt| tgq| bib| lsf| hos| ykc| fgc| cyy| kmc| dcs|