遺跡 石
旧石器時代の遺跡一覧 (きゅうせっきじだいのいせきいちらん)は、 日本列島の旧石器時代 の代表的な 遺跡 をまとめたものである。 日本国内では1万か所以上の旧石器時代の遺跡が発見されており [1] [注釈 1] 、この一覧ですべてを網羅することはできない。 このため、 史跡 指定や 遺物 に 文化財 指定のある遺跡、また特記事項のある遺跡を中心に羅列する。 北海道・東北地方 北海道 青森県 岩手県 宮城県 かつて多くの遺跡が確認されていたが、2000年に発覚した 旧石器捏造事件 によりすべて見直しを迫られた [25] [26] 。 秋田県 山形県 福島県 関東地方 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 中部地方 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県
尖石遺跡は、昭和17年(1942年)に史跡に指定され、その十年後の昭和27年(1952年)に特別史跡に指定されました。 史跡に指定される前の尖石遺跡とその調査 尖石遺跡が学界に最初に報告されたのは明治26年(1893年)のことですが、本格的な調査は昭和5年(1930年)以降のことになります。 当時の考古学の研究では、例えば、「弥生時代に稲作があったかどうか? 」が大きな研究テーマの一つとして議論されていて(このことは、戦後すぐの登呂遺跡の発掘によって結論が出されます)、縄文時代はまだ「石器時代」と呼ぶのが一般的でした。
茅野市の尖石縄文考古館は、有名な国宝「縄文のビーナス」が発掘された尖石遺跡のある史跡公園内に作られた博物館です。 縄文のビーナスと、2014年に国宝に指定された(それまでは重要文化財でした)の「仮面の女神」やその他の土器、蓼科で古代から採れる黒曜石で作られた石器など、2000点以上の縄文時代の遺物を間近に見られるように展示しています。 尖石遺跡のある八ヶ岳の山麓は、縄文文化が栄えた場所で、その理由として、縄文人の食べ物のドングリなどの落葉広葉樹の実・鹿・イノシシ・川魚などが獲れる森が広がっていること、石器の材料である黒曜石の日本有数の産地だったことが挙げられます。 史跡公園には、縄文考古館以外に、縄文集落の復元住居もあります。
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