加 圧 加熱 殺菌
レトルト食品 (レトルトしょくひん)は、 気密性 及び遮光性を有する容器で密封し、加圧 加熱 殺菌 を施した 食品 である。 広義には 缶詰 も含まれる。 食品業界では加圧加熱殺菌食品全般を指す。 なお加圧加熱処理(装置)を レトルト と呼ぶ。 レトルトパウチ食品 とは、特に袋状の容器に密封したものを指す。 日本 ではこれを「レトルト食品」と呼ぶことも広く定着している。 本項ではレトルトパウチ食品について説明する。 なお、レトルトパウチ(食品)は 英語 でも retort pouch (foods) と呼ばれるため、 和製英語 ではない。 また、同じ意味で boil-in-bag (foods) が使われる。 定義
(5) 製造の際に行う加圧加熱殺菌は、自記温度計を付けた殺菌器で行い、自記温度計によるその記録は3年間保存しなければならない。 (6) 製造の際に行う加圧加熱殺菌は、次の二つの条件に適合するように加圧加熱殺菌の方法を定め、その定めた方法により
レトルト殺菌条件であるF値4とは、120℃で食品の中心部に4分相当の加熱を施すという意味である。 これだけの積算加熱を加えるとボツリヌスA型菌の胞子が12Dレベルまで減少するという実験データから算出されている。 12Dレベルとは、菌数が10 -12 に減少するという意味である。 ボツリヌス菌の耐熱胞子を殺菌するためには100℃の加熱では不可能であり、121.1℃にしてはじめて殺菌が可能である。 この際、ボツリヌスA型菌胞子のD値は121.1℃で0.21分である。 これは、試験管におけるモデル実験系によって得られる実測値である。 したがって、12桁の菌の殺菌を達成するためには、0.21×12=2.52分の殺菌時間が必要となる 従って 国際的には
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