キハダ の 木
amurense キハダ ミカン科 キハダ属 Phellodendron amurense var. amurense 〔基本情報〕 山地の沢筋などでみられる高さ15mになる落葉高木。 樹皮はコルク層が発達して、縦に割れ目がはいり、樹皮をはいだ内側(内皮)は鮮やかな黄色です。 葉は対生する長さ15~35cmの奇数羽状複葉で、5~11枚の小葉からなります。 小葉は卵形~長楕円形で裏面がやや白色を帯び、葉の縁には鈍く細かい鋸歯があります。 雌雄異株です。 枝先に円錐状の散房花序を出し、多くの花がつきます。 花は小さな黄緑色の5弁花です。 果実は径1cmほどの球形で、傷つけると柑橘系の香りがあり、黒く熟します。 〔利用〕 樹皮の内皮を薬用や染料として利用します。 材は家具材や器具材にされます。
キハダの木は、日本全国に分布していますが、良材となるのは北海道の北部や、北見地方などから産出されるものです。 産地で、湿り気のある林などに自生しています。 キハダの木は、幹や枝を眺める分にはわかりにくいのですが、幹下にある内皮が黄色いことから「キハダ」と名付けられたそうです。 幼木の時は幹が滑らかで黄色がかっていますが、成長する事でコルク質になり、独特な紋様(もんよう)を形成します。 キハダ木材の幹の内皮には、ベルベリンという物質が含まれており、非常に、苦味のあるものです。 このベルベリンという物質が、「アオキ」の葉を加えて、煮詰める事で胃腸薬となります。 キハダの木は、江戸時代の頃には、重要な薬用樹として保護されてきましたが、明治に入り、乱伐が進み激減しました。
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