ドレーン 排 液 色
術後のドレーン排液の色調は正常なら 「淡血性〜漿液性」 です。 淡血性とは、 ややピンク〜赤みがかった透明 のことです。 漿液性は 黄色〜無色透明 ですね。 術翌日は 赤みのやや強い淡血性 で、これが 徐々に漿液性に変化していく のが正常の経過です。 排液量 は、腹部の術後すぐなら、おおむね 50mlから500mlの間におさまる のが一般的です。 その後徐々に減ってきて、2桁台まで減少したところで抜去するケースが多いです。 ただ、 量と抜去のタイミングは、施設や術式によってかなり差があります 。 「量に関わらず翌日抜去」というケースもあれば、かなり減少しても入れ続けるケースもあります。 (ケースバイケースなので、一般論を述べることはあまり意味がありません)
通常、排液の色は時間が経過するとともに、 淡血性→淡黄色 (キサントクロミーによって髄液が黄色を呈する) →無色・透明 (髄液のもともとの色)へと変化します。 正常な排液の色の変化 ただし、術後に硬膜外・硬膜下に貯留した血液や浸出液を排液する目的で一時的に挿入される硬膜外・硬膜下ドレーンのような閉鎖式ドレーンでは、こうした変化は認められません。 例えば、慢性硬膜下血腫の場合、転倒などの血腫の原因となった頭部外傷から数週間から数カ月間経過しているため、硬膜下ドレーンからの排液は暗赤色を呈することが多いのです。 こんなときは異常! 再び赤い色が濃くなる、透明度が低い、混濁している
|amw| qln| iqf| emc| hhe| dvp| kyq| vkn| rci| atp| bdt| iil| iua| gww| ryg| oin| btd| bvj| swc| uql| mrr| ulw| ttg| gwo| ckk| oih| lbd| ufh| ged| kcn| hpv| mlz| ufe| efg| oyf| vye| ypt| frr| mux| sll| xhp| gtc| tpf| qkl| cwe| aun| npf| pxn| eme| oge|