失念 し て おり まし た
失念は、物事をうっかり忘れてしまった際に、自ら失態を申し出る際に用いる言葉です。 ビジネスシーンでは、上司から与えられた業務や先方への連絡をうっかり忘れたり、大事なファイルの保管場所や相手の名前を度忘れしたりした際に、「失念しておりました」「失念いたしました」などと表現します。 たとえば、自分が取引先からの連絡を待つ側だとして、いつまで経っても連絡が来ず気をもんでいたところに、「忘れていました」「ついうっかりしてしまって」などと連絡が来たらどうでしょうか。 忘れていたことを軽視しているように感じますし、少々ぞんざいな扱いを受けているように思う人もいるのではないでしょうか。 そこで登場するのが「失念」という言葉です。 実は、失念は「忘れる」の謙譲語なのです。
「失念しておりました」は謙譲語表現ですので、「忘れていました」や「忘れておりました」よりも 相手に対して謝罪の念を込めた丁寧な表現にできる と言えます。
「忘れておりました」という意味なのですが、より誠実な印象を相手に与える言葉としてビジネスシーンではよく使われます。 「会議の日程をうっかり忘れていました。 」と言うより「会議の予定を失念しておりました。 」と言った方が誠実な印象を与えることができます。 また、 「忘れてしまって申し訳ありませんでした。 」というお詫びのニュアンスも「失念」は含んでいます。 「失念」は目上の人がしたことに対して使わない 気をつけなければならないのが、 「失念」という言葉は謙譲語であることです。 自分の失敗やミス、忘れていたことに対して「失念」という表現は使えますが、 上司や取引先、顧客など目上の人や立てなければならない人が行ったことに対しては使えません。 「お客様が失念したそうです。 」とは使えません。
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