尾山 神社 神門
おやまじんじゃしんもん 概要 尾山神社神門 おやまじんじゃしんもん 宗教建築 / 明治 / 中部 / 石川県 石川県 明治/1875 石及び木造、建築面積56.5m2、三階建、宝形造、銅板葺 1棟 石川県金沢市尾山町 重文指定年月日:19350513 国宝指定年月日: 尾山神社 重要文化財 解説 石造、木造の混構造による三層の楼閣門である。 一層は外装石積みで三連のアーチを持つ。 欄干、ガラス等細部にさまざまな意匠をちりばめ、和風建築に洋風の手法を混用した特異な外観で、他に類例を見ない貴重な建物である。 おすすめ検索 尾山神社神門 をもっと見る 国指定文化財等データベース(文化庁) をもっと見る キーワード 石川 / 神門 / 金沢 / 尾山 関連リンク 所蔵館のウェブサイトで見る
尾山神社は、加賀藩祖前田利家を祀る神社として明治6年(1873)に創建され、神門はその正門として明治8年(1875)に建築されました。 建築当時、和漢洋折衷の神門は前例がありませんでした。 尾山神社神門は伝統を踏襲せず、堅固をめざした、といわれます。 最下層の三連アーチの骨組は、日本建築の技法で組まれた完全な木造で、外側の石積みには加賀藩を象徴する戸室石が用いられています。 三層目は四方に4色のギヤマンがはめられ、かつてはここに灯をともして金石近海を通る船に灯台の役目をしていました。 屋根頂部の避雷針は、現存する日本最古とされています。 神門造営以前の、創建時に建てられた社殿は伝統的な様式の神社建築ですが、同時期に造られた本殿を囲む玉垣はレンガ積といった洋風意匠が取り入れられています。
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