スポンジ チタン
2000年頃から、国内外の機関投資家へのプレゼンで、わが国のスポンジチタンは高品質が安定的に生産でき、それらが民間航空機のジェットエンジンに使われているとの説明をしてきました。 決まって、返ってくる質問は、どうして日本メーカーだけなのか、海外メーカーはキャッチアップできないのか、といった内容です。 そのとき私は、最初にスポンジチタンの歴史についてお話しています。 銅は6,000年、鉄は4,000年の歴史があり、その間に現在のような連続生産のプロセスが出来上がってきたこと。 一方、スポンジチタンは戦後に量産化された新しい素材であるため、未だにバッチ式であること。 バッチ式とは、大きな試験管やビーカーをイメージしていただければわかりやすいと思います。
スポンジ状になっている「スポンジチタン」を製造します。 スポンジチタンの製造工程 拡大して見る *チタン鉱石(原料)から四塩化チタンへ。 「TiO 2 +2Cl 2 +C→TiCl 4 +CO 2 」 原料となるのは、ほとんどがルチル鉱です。 これに塩素と炭素を加え、約1000~1100℃で反応させて、中間材料となる粗四塩化チタン(TiCl 4 )を作ります。 高温での反応のため、粗四塩化チタンは気体ですが、冷却し液体にします。 粗四塩化チタンを蒸留塔にて精製し、純粋な四塩化チタンを次の工程へと送ります。 **マグネシウムで還元、スポンジチタンを製造。 「TiCl 4 +2Mg→Ti+2MgCl 2 」
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