セスジスズメ 卵
生息場所 平地から山地にかけての場所などに生息しています。 季節 5月~10月 成虫は春の半ばごろから秋の半ばごろの季節にかけて年に2回、活動しています。 その他の名称 背筋雀 学名: [Japonica lutea] 開張 50~80mm 食べ物 幼虫の食草はサトイモ、サツマイモ、ノブドウ、ホウセンカ、ヤブガラシなどで葉の部分を食べます。 越冬態 (えっとうたい) サナギ 特徴 セスジスズメは幼虫がサトイモやサツマイモの葉を食べる為、害虫として扱われている蛾の仲間で非常に成長スピードが早い事でも知られている昆虫です。 写真を見てもわかる通り、体の背面部の中心に明瞭な縦線があり、名前の由来にもなっている背筋のこの線が大きな特徴となっています。
Tweet 印刷する 写真は、体長5~6cmの成熟した幼虫です。 円い紋と白っぽい筋があります。 この後土にもぐり、最後の脱皮をして蛹になります。 蛹の体内では、幼虫の時に蓄えた養分で成虫としての体の器官がつくられます。 蛹で越冬し、5~6月ごろ羽化して成虫の蛾になります。 夕方から夜に活動します。 メスは交尾後、飛びながら幼虫が食べる草に卵を1個ずつ産みつけます。 1週間ほどで黄緑色の小さな幼虫が出てきます。 幼虫には尾角という1本の突起があります。 脱皮を繰り返して育ちます。 若い幼虫は黒い地に黄色や橙色の円い紋が1列に並んでいます。 幼虫はサトイモ科のサトイモ、ブドウ科のツタやヤブガラシ、アカバナ科のマツヨイグサの仲間、ツリフネソウ科のホウセンカなどの葉を食べます。
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