済度 意味
済はすくう、度はわたすの意味。 済渡とも記す。 仏が 衆生 を 浄土 へ 済 すく い 度 わた すこと。 『 無量寿経 』「 四誓偈 」には「普く諸の貧苦を済う」「広く衆もろの厄難を済い」(聖典一・二三三/ 浄全一・一一 )とある。 道綽 は『 安楽集 』下で『 大智度論 』三八の「 衆生 抜済」の文を引用しながら済(すくう・たすける)について述べ、 善導 も『 観経疏 』玄義分で 道綽 の説示に準じており、 済度 には「すくいわたす」という能動的な行為が明らかに含まれていると考えられる。 法然 が「 済度 」の語を用いている代表的な事例は五つある。
①すくう。たすける。「済度」「救済」「共済」 ②すむ。すます。「皆済」「決済」 ③なす。なしとげる。
5級 音読み サイ [外]セイ 訓読み すむ ・ すます [外]すくう ・ なす ・ わたる ・ わたす 意味 ①すくう。 たすける。 「済度」「救済」「共済」 ②すむ。 すます。 「皆済」「決済」 ③なす。 なしとげる。 「済美」 ④わたる。 わたす。 ⑤数が多く盛んなさま。 「済済 (サイサイ)・ (セイセイ)」 旧字 濟 部首 氵 (みず・さんずい・したみず) 画数 17 (部首内画数:14)
「済度」は迷いから救い出し、悟りの境地へと導くこと。 「済」を含む言葉・熟語 皆済 (かいさい) 完済 (かんさい) 既済 (きさい) 救済 (きゅうさい) 共済 (きょうさい) 経済 (けいざい) 決済 (けっさい) 為済ます・し済ます (しすます) 自由経済 (じゆうけいざい) 済ます (すます) 済まない (すまない) 済み (すみ) すみません・済みません (すみません) 済む (すむ) 内済 (ないさい) 済し崩し (なしくずし) 済す (なす) 用済み (ようずみ) 済世 (さいせい) 済民 (さいみん) 済ませる・済せる (すませる) 成り済ます・成り済す (なりすます) 狙い済ます (ねらいすます) 半済 (はんさい) 日なし・日済し (ひなし) 不経済 (ふけいざい)
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