稲 構造
稲は、穂の元になる幼穂(ようすい)ができ始めると、それまで茎や葉の成長に使っていた栄養を、幼穂に送り始めます。 ほとんどの栄養を穂に送るため葉や茎には栄養が届けられなくなり、古い葉から枯れ始めます。 穂が実るほどに、葉や茎は茶色になり枯れていきます。 もみの色も茶色くなり、その色合いは黄金色と言われています。 もみが黄金色になるにつれて米ができていきます。 今回は、稲が全力をあげて育てようとする穂についてご紹介します。 穂の赤ちゃん(幼穂)ができる 穂の赤ちゃん(幼穂=ようすい)ができ始めると、茎が太くなってふくらんで固くなってきます。 中干しをしてから約1カ月くらいの間を目安に茎を触ると、幼穂ができている茎はそうでない茎に比べて固く、触った感触が違うためにすぐに分かります。
第112 巻 第1 号 15 Understanding of Rice Domestication Process based on DNA Changes in Domestication-trait Genes. Takeshi Izawa(Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo) 1.はじめに 本解説では,イネの起源に関する最近の知見を総括
Tos17配列を利用して、破壊された遺伝子の構造や機能を調べることができるため、イネの遺伝子研究は格段に飛躍しました。 なお、これらの突然変異体は外部遺伝子を導入する遺伝子組み換え植物とは全く異なるものなので、野外での大規模な展開にも全く
2020年7月16日. このたび、名古屋大学生物機能開発利用研究センター永井啓祐助教、芦苅基行教授らの共同研究チームは、これまで謎であった植物の茎が伸長を開始する仕組みを解明しました。. 約50年前に日本人の研究者らによって、茎伸長の開始を制御する
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