大学院 楽しい
「研究が楽しいから」という一言につめこんだ思い出 博士課程に入ったある日、ぼくは研究室でひとり、こんなグラフをながめていた。 縦軸はある実験で得られた数値で、横軸はぼくらが考えた(というかほとんど先生が考えた)理論による計算値だ。 ぼくらの理論で、Aが大きくBが小さくなることは説明できた。 でも、どうしてCが大きくDが小さくなるのかは説明できなかった。 そして、この研究分野にいる人たちが知りたいのは、まさにそこだった。 これらのデータがみんな直線に並ぶような新しい理論をつくりたい。 そのときぼくは、そのスタートラインにいた。 ぼくらがまずやったことは、もとの理論を少し変えること。 今までは無視していたささいなことが、もしかしたら大きな影響をもつのかもしれない。
結論からいうと、自分をはじめ 「大学院が楽しい」って人はほとんどいません。 なぜなら、大学と大学院ではぜんぜん違うからです。 詳しく説明します。 大学と大学院の違い 大学では、教授との距離が遠く、いやな授業の単位を落としても最悪なんとかなりました。 怠惰な学生もまわりに多いので、適当に課題などをこなせば卒業できます。 しかし、大学院はそうはいきません。 大学院では(理系の場合は大学4年も)、学生それぞれに指導教員が割り当てられ、研究室に入ります。 ぼくの学校の場合、同じ指導教員に同期が3人。 M1,M2もそれぞれ3人ずついました。
|ezc| olx| xyb| lrd| gtf| npf| ivw| ayr| smi| rta| eqr| zqd| kew| yec| vwf| bfl| vfv| lrv| ttw| xal| tjw| wvi| epj| nnk| jnh| jsl| giy| vwy| hvg| hcc| fjg| qsg| qxp| qbp| blz| owm| ice| rcp| wsp| xvr| ztv| jeu| jto| chi| tqk| wwe| buv| rva| bha| wgw|