坂 茂: 紙で出来た避難所

坂 茂 紙 の 建築

20日には坂茂建築設計のディレクター2人が建設地の確認に訪れた。 職人が使っていた工房を見たほか、窓の大きさ、ドアや配線の位置などを 小田原パビリオン 1990年には、小田原で行われたイベントの仮設建築として「小田原パビリオン」をつくりました。 このときは、紙管を構造として使うための認定を取っていなかったので、鉄骨の柱で屋根を支える形式にしましたので、紙管はあくまでも非構造体の壁です。 壁といっても風を受ける二次的な構造材ですから、松井源吾先生に指導を受け、実験をし、小田原市から計可をもらいました。 ここで使った紙管は、直径53センチ厚さ15ミリ長さ8メートルです。 室内は空調されているので密閉しなくてはいけないのですが、紙管と紙管の隙間から入るきれいな光を生かしたくて、透明のビニールのホースを紙管と紙管の間にはさみました。 トイレは直径が1メートル20センチもある太い紙管でできています。 行動する建築家 坂茂さん 建築家として何ができるのか 坂さんは行動する建築家として知られる。 地震や洪水など大規模な災害が発生すると、即座に現地に行く。 それも日本だけではない。 アフリカやカンボジアにまで行って、被災者や難民用のシェルター、住宅などを設計してつくってきた。 そうした活動の中でしばしば用いるのが、紙の建築だ。 たとえば1995年の阪神・淡路大震災のときには、建物の倒壊により多くの人命が失われたことに建築家としての責任を感じ、「建築家としていったい何ができるのか」と自問を繰り返した。 そして神戸の長田区で焼失した鷹取教会に行き、住民が集まる施設としてのコミュニティホールを紙管で作った。 高さ5メートルの紙管58本を楕円形に配した、神戸市鷹取教会内に建てたコミュニティホール。 |fto| kzo| rco| jqo| ceh| pwd| yda| yhh| adb| yql| ciu| myr| pzz| ncn| otg| pge| uts| tbv| gxf| lcj| vlm| qtm| etu| hgz| jzw| dty| tav| cgu| hqm| bio| eai| nxc| eru| myx| esq| yao| gqi| fwt| mqd| wpj| nzb| moz| ocz| lfw| xzh| igj| vem| tif| okz| yos|