ヤガ 幼虫
幼虫は体表に目立った毛が見られない、あるいは毛や棘がまばらに生えるいわゆる イモムシ 型の種が多いが、たとえばケンモンヤガ亜科やウスベリケンモン亜科の幼虫は二次刺毛 secondary setae [10] が発達し、毛が目立つものが多い [11] [12] 。 また、本科の一部には 腹脚 が退化し数を減らす傾向が見られる。 鱗翅目幼虫の腹脚は最大で五対(腹部末端の腹脚である尾脚を数えない場合は四対)あるが、たとえばキマダラコヤガ亜科の幼虫は前方二対の腹脚を完全に喪失し、キンウワバ亜科やシタバガ亜科の幼虫は前方二対の腹脚を 痕跡的 にしか持たない傾向を有する。
日本大百科全書(ニッポニカ) - ヤガの用語解説 - 昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤガ科Noctuidaeの総称。現在の分類法では、チョウやガのグループ。鱗翅目は、70~80科に分けられるが、ヤガ科はそのなかでも含まれる種の数がもっとも多く、日本だけでも1200種余りが記録されている。
ヤガ科シタバガ亜科の幼虫を画像(おもに生態写真)とわかりやすい解説で紹介しています。 ※解説を載せた種類ごとの個別ページは順次作成予定です。 シタバガ亜科 Catocalinae ムラサキシタバ Catocala fraxini ベニシタバ Catocala electa オニベニシタバ Catocala dula ノコメキシタバ Catocala bella マメキシタバ Catocala duplicata アサマキシタバ Catocala streckeri キシタバ Catocala patala キシタバ Catocala patala ウスイロキシタバ Catocala intacta コガタキシタバ Catocala praegnax モクメクチバ
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