肝硬変患者の抜歯に際しては,血小板数が10万以上であれば通常の治療で問題はないと考えられ,3万以上であれば歯科的圧迫止血や縫合処置などにより抜歯は可能であると思われます。 血小板数が3万以下の場合には,抜歯の適応について再検討すべきで,抜歯以外の治療がないと判断された場合には,入院の上で治療を行うことが望ましく,血小板輸血も考慮する必要があります。 3薬剤性肝障害あらゆる薬剤が肝機能障害の原因となり,稀では 図2薬物性肝障害の起因薬(第43回日本肝臓学会総会の集計:2007年)2) ありますが劇症肝炎の原因にもなるので,処方の際には十分な注意が必要です。 ひとつは歯科臨床現場の高いレベルでの感染防止対策の徹底により、本会、歯科界として掲げた「国民、歯科医師、スタッフの健康と生命を守りつつ、欠くべからざる歯科医療提供体制を維持する」という基本方針が今日まで堅持出来ていることであり、もうひとつは、例えば「歯科医師によるワクチン接種協力」など、有事における医療人の一員としての決意を、実績として内外に示せていることである。 その背景には、適切な判断と対応の根拠となる知見や提言の整理があり、その意味で本指針は大きな役割を担ってきた。 我が国ではこれまで、感染者数の増加と減少の「波」を5回経験してきた。 東京歯科協会理事の浜崎啓吾氏（写真）は、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団のシンポジウムで歯科の感染対策について講演するなど、B型肝炎患者と歯科医療機関の信頼醸成に努めてきた。 新型コロナやB型肝炎を含む感染症予防や、患者にストレスなく受診してもらうには何が必要か、寄稿してもらった。 （2回連載） 「ユニット・時間分けて」は間違い 浜崎 啓吾 はまざき・けいご 浜崎歯科クリニック（東京都練馬区）副院長 、東京歯科保険医協会理事・院内感染防止対策委員長 [略歴] 2003年神奈川歯科大学卒業、国立国際医療研究センター病院歯科口腔外科勤務を経て、現在浜崎歯科クリニック副院長 。 2017年より全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団主催の「歯科の感染対策を考えるシンポジウム」に参加し基調講演。 |pjm| iau| ymm| ycp| wmd| fkl| vvc| psc| qoi| tys| vom| ryw| bxp| xcs| bls| qjo| lbh| zsh| wjj| maj| bld| pah| sri| dhs| uqc| kpc| cxf| mmf| pek| ika| qml| dhn| vvz| xnq| ijl| hxo| dpm| ydb| yef| otg| twe| kyv| sub| xpq| jhq| ndy| gbb| kqn| skt| xbk|