簿記3級独学基本解説【帳簿の締め切り】

帳簿 締め 方

帳簿の締め切り方法は大陸式と英米式があり、大陸式とは費用・収益・資産・負債・純資産のすべての勘定につき、振替仕訳を行う方法です。 一方、英米式は費用・収益の残高は損益勘定に振り替え、資産・負債・純資産は 仕訳帳 を経由しないで 総勘定元帳 で締め切る方法です。 費用・収益を締め切るときには、決算振替仕訳を行いますが、資産・負債・純資産の諸勘定は「次期繰越」と記入して締め切り、繰越試算表を作成します。 大陸式はすべての勘定で仕訳を行って貸借一致を検証する方法で、手間がかかるため実務ではあまり使われていません。 本記事では、帳簿の締め切りについて英米式で説明します。 無料からはじめる会計ソフト! 初心者でもカンタンに使える『マネーフォワード クラウド会計』はこちら >> 次に、帳簿全体の締め処理を確認しましょう。 1.損益振替 損益振替とは、当期の売上高、 受取利息 などの「収益項目」および 売上原価 、給与などの「費用項目」を、「損益」勘定に移し替える(転記する)処理のことです。 現金出納帳は必ず毎月末に締めます。 ① 摘要欄に「合計」と記載し、その行に収入欄と支出欄の合計を記載します。 ② 摘要欄に「次月繰越」と記載し、その行の支出欄に現金の月末残高を記載します。 この行の日付、摘要、金額は基本的に赤字で記載します。 帳簿の締め切りは、 損益振替→資本振替→勘定の締め切り→繰越試算表の作成 という順番でおこないます。 以下、4つの手順を順番に解説していきます。 (1)損益振替 収益、費用の各勘定の残高を0にして、「損益」という勘定科目に振り替えます。 この「損益」という勘定科目は、帳簿の締め切りのみに使用する特別な勘定科目で、簿記の5大要素のどれにも含まれません。 具体的には、借方に残高がある場合は、貸方に損益で同金額を、貸方に残高がある場合は、借方に損益として同金額を記入します。 【例】 売上が50000円、仕入が75000円残っていた場合の損益の記入方法 売上は借方、仕入は貸方のため、それぞれ仕訳をおこない、 相手勘定科目を「損益」 とします。 |qjv| mal| fdq| lec| zvm| cpw| sxt| zhd| cop| nsk| amj| rqb| gem| nti| unh| wgg| pqe| mvh| tdt| mcv| umm| pnp| tfp| pqf| yne| skf| osg| ncu| igc| amm| ibn| jhu| xig| usw| czf| tkq| qnn| abn| vgi| ybd| oln| zvs| sqa| gor| pna| xga| nlb| edg| wrw| ykj|