抗 が ん 剤 37 度
抗がん剤の治療をうけている間に熱がでたら、感染症の可能性に最も気を付ける必要があります。 症状としては他に下痢、腹痛、咳、痰、頭痛などがあることがありますが、全く症状のない場合もあります。 そのときは、がまんせずにすぐに治療を受けている病院に連絡して、医師や看護師の指示を受けてください。 抗がん剤治療をうけておられる方は、白血球などが減少している場合や抵抗力が低下している場合があり、感染症を起こしやすい状態であるばかりか、重症化しやすい状態にあります。 それを防ぐためには早めに診断し、適切な治療を行う必要があります(抗生物質などの治療です)。 そのため、熱がでたらすぐに治療を受けている病院へ連絡してください。
37.5度以上の発熱 悪寒、寒気 発汗、咳 のどの痛み 歯肉痛、虫歯、口内炎 腹痛、軟便、下痢(下痢は抗がん剤の副作用の可能性もあります) 肛門痛 排尿時の痛み、血尿、頻尿、排尿後も尿が残る感じ 皮膚の発疹、発赤 おりものの増加、性器からの不正出血、陰部のかゆみ 傷口や吹き出物の周囲の発赤、腫れ、痛み Q:感染症に対して普段からどのような点に気をつけたらよいでしょうか? 感染症を予防するために以下のことに気をつけましょう。 手洗い、うがいをしましょう。 歯磨きなどで口の中を清潔にしましょう(毛先の柔らかい歯ブラシを使い、口内を傷つけないよう注意してください)。 可能な限り毎日入浴しましょう。 発熱時や体がだるい時などは入浴を避け、かたく絞ったタオルで体を拭きましょう。
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