宇治 拾遺 物語 小野 篁 現代 語 訳
序 宇治拾遺物語 1-1 道命(だうみやう)、和泉式部の許(もと)に於(お)いて読経(どきやう)し、五条の道祖神(だうそじん)聴聞(ちゃうもん)の事 1-2 丹波国篠村 (たんばのくにしのむら)、平茸生(ひらたけお)ふる事 1-3 鬼に瘤を取られる事 1-4 伴大納言(ばんのだいなごん)の事 1-5 隋求陀羅尼(ずいぐだらに)、額(ひたひ)に籠(こ)むる法師の事 1-6 中納言師時(もろとき)、法師の玉茎検知(たまくきけんち)の事 1-7 龍門 (りゆうもん)の聖(ひじり)、鹿(しし)に代(かは)らんとする事 1-8 易の占(うらな)ひして金取り出(いだ)す事 1-9 宇治殿倒れさせ給ひて、実相房僧正(じつそうばうそうじやう)、験者(げんざ)に召さるる事
P L 小野篁、広才のこと 宇治拾遺物語 あらすじ 嵯峨天皇のとき、内裏に立てられた札の「無悪善」の文字を読み解いた小野篁は、 天皇から犯人に疑われたが、天皇の出した問題「子子子子子子子子子子子子」を 読み解いて事なきを得たという話。 今は昔、小野篁といふ人おはしけり。 ------------------------------------------------------------ 今となっては昔のこと、小野篁という人がおられた。 嵯峨の帝の御時に、内裏に札をたてたりけるに、「無悪善」と書きたりけり。 ------------------------------------------------------------
原文・現代語訳のみはこちら 宇治拾遺物語『小野篁広才の事』現代語訳 問題はこちら 宇治拾遺物語『小野篁広才の事』問題1 今は昔、小野篁(おののたかむら)といふ人 おはし けり 。 おはし=サ変動詞「おはす」の連用形、「あり・居り・行く・来」の尊敬語。 いらっしゃる、おられる、あおりになる。 動作の主体である小野篁を敬っている。 この敬語を使った人間は作者なので作者からの敬意。 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 今となっては昔のことだが、小野篁という人がいらっしゃった。 嵯峨(さが)の帝(みかど)の御時に、 内裏(だいり) に札を 立て たり ける に、無悪善と書き たり けり。 内裏(だいり)=名詞、宮中、内裏(だいり)。
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