トゥリモン ス トゥルム
10:03 長く伸びた鼻や細長い棒状の目がユニークな古代生物「トゥリモンストゥルム」(タリー・モンスター)の正体が約60年ぶりに判明したとして、研究チームが科学誌ネイチャーの今週号に論文を発表した。
タリーモンスター(トゥリモンストゥルムTullimonstrum gregarium)は、約3億年前の海に生息していた奇妙な姿の動物です。他の動物からかけ離れた姿をしていることから、タリーモンスターがどの分類群に属するのかはいまだに謎に包まれています。
トゥリモンストゥルム、別名「タリーモンスター」は、3億年以上前に現在のイリノイ州周辺に存在し、海を泳ぎ回っていた体長15センチほどの生物です。 何と言っても目を引くのは、ゲームに登場するような突き出した眼。 3年前に科学者たちは、この謎の生物をヤツメウナギに近い種類の脊椎動物と結論づけました。 また、さらに最近になって行われた調査でも、この分類が正しいことが確認されました。 ところが、最近改めて実施された分析結果によると、この分類が誤りだった可能性が高いようです。 論文は、雑誌「Proceedings of the Royal Society B」に掲載されています。
約5億4200万~2億5100万年前、海に生息していた生物「トゥリモンストゥルム」。あまりに奇怪な特徴を持っており、1958年に初めて化石が発見されてから半世紀もの間、誰も詳細がつかめずにいた謎の生物でした。
gettyimages 2024.01.07 # 生態学 # 進化 # ダーウィン 「神が創ったとしか思えない」異形の生物、タリーモンスター…! それでも「進化の生みだす多様性のひとつ」である納得のワケ 更科 功 分子古生物学者 プロフィール 奇妙なタリーモンスター アメリカのイリノイ州には、化石がたくさん見つかる地層として有名なメゾンクリーク層がある。 メゾンクリーク層の年代はおよそ3億1000万年前で、時代としては古生代の石炭紀に当たる。 1955年にアマチュアの化石収集家だったフランシス・タリーは、このメゾンクリーク層で奇妙な化石を発見した。 後にタリーモンスターと呼ばれるようになるこの化石は、10センチメートルほどの動物の化石で、頭部の先端が蛇のように長く伸びた構造になっていた。
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