釉薬 タイル
黒彩(kuroaya) - 黒地に艶やかな釉薬の色が差す、ボーダー形状のモザイクタイル。黒をベースに、ところどころに光沢のある鮮やかな青、あるいは赤が入っており、和の心を感じさせてくれる。照明の加減で、青や赤の部分がふわっと浮き上がるように見えるのが美しい。
「タイルの色」となる「釉薬」は、専門の釉薬会社に依頼して作ります。 弊社では週に一度、釉薬会社とのミーティングを設けて、日々魅力的な釉薬の開発に取り組んでいます。 お客さまのご要望の色や質感にも、熟練の職人がお答えします。 釉薬の質感 釉薬にはそれぞれ質感があり、多岐にわたりますが大きく分けて5つに分類されます。 それぞれの質感によって色の不得意や、施工に適した場所が異なってきます。 ドロ釉 主にマンションなどの建物の外壁に使用される釉薬です。 カサカサした質感で、石や煉瓦のような表情を作ることが得意。 また、色も細かく調節することができます。 マット釉 すべすべとした質感で外壁にも内壁にも使用されます。 面の起伏があるところは光を当てると柔らかい表情になります。
施釉タイル 無釉タイル タイルの表面を覆うガラス質の被膜のことを「釉薬(ゆうやく/うわぐすり)」と言い、表面に釉薬を施されたタイルを「施釉タイル」、釉薬が施されていないタイルを「無釉タイル」と呼びます。 無釉タイルが素地そのものの色になるのに対して、施釉タイルは表面に施す「釉薬」がタイルの色を作ります。 また、釉薬は色・ムラ・ツヤなど、光沢や味わいを出すほか、コーティングすることで吸水性を抑えたり、割れにくくしたり、汚れが付きにくくするといった「清掃性」にも優れた実用性を兼ね備えています。 釉薬は、何からできているの? 釉薬の成分は、主に以下のようになります。 「粘土(※)・長石」+「珪石(ガラス)」+「色の成分(顔料・金属酸化物)」
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