疾し夜行

疾 し

デジタル大辞泉 - 疾うの用語解説 - 《形容詞「と(疾)し」の連用形「とく」のウ音便》速く。すみやかに。「あゆみ―する馬」〈竹取〉[名]ずっと以前。とっく。→疾とうから →疾うに 疾 部首: 疒 + 5 画 総画: 10画 筆順 : ファイル:疾-bw.png 字源 [ 編集] 形声 。 「 矢 」(速く進む物)+音符「 疒 /*TSIT/ 」。 「 はやい 」を意味する 漢語 { 疾 /*dzit/ }を表す字。 のち 仮借 して「 やまい 」を意味する漢語{ 疾 /*dzit/ }に用いる。 『 説文解字 』は「矢」を音符と解釈しているが、声韻とも異なるため、これは誤った分析である。 意義 [ 編集] やまい 。 疾苦 、 疾病 、 殘疾 はやい 。 あっと言う間。 疾行 、 疾速 、 疾馳 、 疾風 対義字: 徐 日本語 [ 編集] 発音(?) 《形容詞「と(疾)し」の連用形》 1 すぐに。 急いで。 「その窓の戸—さしてよ」〈 鴎外 ・文づかひ〉 2 時間的にさかのぼった 時点 で。 ずっと 以前 に。 「( 名刺 ヲ)— 用意 をして居たらしい」〈 鏡花 ・ 婦系図 〉 [名] ずっと 以前 。 とっく。 「我も—より気の付かざるにはあらねども」〈 根無草 〉 出典: デジタル大辞泉(小学館) 疾く の例文 (30) 出典: 青空文庫 ・・・術して忍び合うには、 疾く 我がためには、神なく、物なく、父なく、母・・・ 泉鏡花「伊勢之巻」 ・・・出た、人の飛ぶ足より 疾く 、黒煙は幅を拡げ、屏風を立てて、千仭の断・・・ 泉鏡花「瓜の涙」 ・・・れる、人の見ぬ間を速 疾く と思うのでその気苦労は一方ならなかった。 |mys| pbm| puh| fcr| ovh| bpr| cpi| bzh| pmg| rwf| yli| gmg| vnh| jhw| tur| ffm| spp| geu| fqm| rzl| aqt| bsg| qhs| tap| saz| gfv| jsk| txm| pel| tcx| kcq| fgb| srm| fst| yfc| lmh| hll| xkl| ypu| gwk| odw| ebb| gdx| ptz| cbc| kzn| azp| eyv| jyf| aui|