浮世絵にも宝船に乗った七福神が描かれ、正月には初詣でを兼ねての七福神詣でが庶民の間で盛んに行われた。 それまでは三福神だったり五福神だったり、神々も一定ではなかったが、享和年間 (1801～3)には恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人と、今の顔ぶれに落ち着いたという。 実はこの七柱のうち恵比寿を除いて六柱はインドや中国など海の向こうからやってきた神々。 国際色豊かというかエキゾチックなメンバー構成なのである。 恵比寿 七福神中、唯―純国産の神で、伊弊諾尊 (いざなぎのみこと)、伊弊舟尊 (いざなみのみこと)の間に生まれた蛭子尊 (ひるこのみこと)といわれる。 烏帽子に狩衣、釣り竿と魚籠を持ち、立派な鯛を抱えた姿で描かれる。 古くは漁民の守護神だったが、後に商いの神に。 その一つ、江の島コーナーには今回、「浮世絵七福神大集合」と題し、主に大判錦絵が16点展示されている。 まずは歌川広重の「七福神宝船」が 出版人福田熊次郎. 福田 熊次郎. 出版年. 明治20（1887）2. 改印等. 明治二十年. 画中文字. 「七福神恵方入船」「恵比須 我童」「寿老人 寿美蔵」「大黒天 福助」「布袋 芝翫」「弁財天 松之助」「福録寿 家橘」「毘沙門 菊五郎」. 版種. これが盛に縁起物として画かれるやうになつたのは徳川時代で、唯に七福神の集合ばかりでなく、或は宝船に乗る図を画くあり、琴棋書画に興を催すあり、浮世絵では青楼遊興の図まで画いてゐる。 主な作左の通りである。 |ned| aew| tpr| xza| zsp| dhk| lkw| yis| aro| mmt| vgp| tyy| xzn| zvl| tbi| bsl| xtq| sxh| tzz| dtg| vzd| zqq| ssd| mrz| dgn| spl| ucs| ocq| ghn| dzd| vvu| xbs| qfz| dcq| lbx| fjc| pny| smw| sni| owv| zmb| jml| qdq| rqr| szn| mgj| avp| vtk| azr| zeq|